まもなく終了する『絵本ミュージアム2019』へ行ってきました。
子供のために50%、自分が見たいのが50%という感じで。。
というのも、今回の会場デザインがトラフ建築設計事務所によるものというのが理由です。
その会場、本当にすばらしかったです。
子供の探究心や興味を刺激しまくりの楽しい空間。
トラフさんのサイトより
本展では7人の絵本作家の絵本を取り上げ、それぞれの絵本の世界に入り込むような展示を作り上げた。 エントランスから始まる「ぼくだよぼくだよ」は、激しい動きのある絵が特徴で、半透明のゴム製の幕に絵本のページを印刷して天井から吊るし、その大きな絵を潜り抜けることで絵本の世界へ誘うように会場内に導く。「みんなのトンネル」では、子供のおばけごっこを思わせる白いトンネルを作り、そこに映像を投影して絵本の世界を作り上げる。「もこ もこもこ」のソファは、ポリエチレン発泡体の素材生成の際に出る端材をカットしたものを束ねるだけで作った。「雨、あめ」のコーナーに展示された、「Water pocket」は、実際の水滴にプロジェクターの光を当てて、人が入るとその足元に水の波紋が落ちる。 また、会期後は資源になり、本というプロダクトとも親和性のある段ボールを什器や展示物に多用している。
それぞれの絵本ごとに壁で仕切るなど明確に区分けをしないことで、大きな空間の中で色々な絵本が見え隠れし、あちらこちらで絵本が読めるような、のびのびと過ごせる展覧会を目指した。
こういう企画は、どんどんやって欲しいものです。
大人も楽しめます。