先日、新しいプロジェクトで中古マンションのご購入を検討しているお客様と一緒に物件に行ってきました。

場所は駅から徒歩2分。というか、真横でアクセス抜群。環境も静かで緑が豊かなエリアに佇むマンションです。
エントランスも広めでライトコートがあり非常に明るい。

物件を購入する時にリノベーションをすることを前提として考えると、内装を変えていないマンションがベストだと私達は考えます。というのも、市場にでている中古マンションは、クロス張替えをしていたり、変なキッチンがついていたり、グレード低いフローリングを貼っていたり表層だけをキレイにして販売している物件がほとんど。
その中途半端なマンションの販売価格に、かかった工事費用200万〜400万ほどが上乗せされて売られる。そういう理由から、住んでいた状態で汚い状態で売ってくれたほうが、リノベーションする人は安く購入できる。
その市場の原理から、古い状態=宝物 みたいに考えるのが良いと思います。内部は、解体してすべてを一新するので、購入時の内装はある意味どうでもいいのです。
こちらの物件は、住んでいた状態で販売されていたので、安く購入できます。ちなみに、売却理由は相続絡みで住む人がいないので手放すということでした。
内部は、約90㎡と角部屋の特権である超広々としたバルコニー付き。
お客様は、広さや周辺環境・日当たり、周りの住人さん、通勤時間や駐車場、エントランスなどの方を重視して見ると思います。私達は、リノベーションでできること・できないこと つまり、構造的なことや設備的なことを中心に物件を確認します。
内部の状態を知らずに物件を購入して、リノベーションしたい ⇒ 場合によっては、水回りの移動やその他の部屋で要望が実現しない可能性があります。無駄な出費やモチベーション低下も考えられます。
よって物件を購入する時に、私達が同行することにより事前に問題があるマンションなのか?問題ないマンションなのか?が早い段階で判明するので物件購入時の同行は安心面から考えると非常に有効な手段だと考えます。
最終的に、この物件を購入するかはお客様判断で、購入する場合は買付申込をします。責任重大ですが、プロとしての目線でしっかりとした報告をさせていただきます。